精巣上体炎
精巣上体炎
精巣の横には精巣上体(副睾丸)と言って、精巣でつくられた精子が通過する小器官が付属していますが、ここに炎症が起こって腫れをきたした状態が精巣上体炎です。
多くは尿道や前立腺の細菌感染が精巣上体まで及んだ際に発症します。痛みと発熱を伴い、急に発症することが多いのが特徴です。精管に沿って炎症が広がると、鼠径部や下腹部に痛みを覚えることもあります。また、症状に乏しく、精巣上体に痛みの無いしこりを触れるようなら、結核性である可能性があります。
治療としては、抗菌薬の経口投与、および局所の安静・冷却などを完全治癒に至るまで継続します。悪化すると治療が困難になって慢性化してしまうことがありますし、ケースによっては精巣がんや精索捻転症などとの鑑別が難しかったりもしますので、早めに泌尿器科を受診することが大切です。
