- 9月 24, 2025
【大阪で膀胱炎にお悩みの方へ】女性が膀胱炎になりやすい理由
院長ブログをお読みいただきどうもありがとうございます。やすだ泌尿器科クリニック院長の安田宗生です。
「トイレが近い」「排尿のときにツンとした痛みがある」──そんな症状でお困りではありませんか?
膀胱炎は女性にとても多い病気で、多くの方が受診される泌尿器科の代表的な疾患です。
女性にとって膀胱炎は一生に一度は経験するとも言われるほど身近な疾患ですが、放置すると腎盂腎炎や慢性膀胱炎につながることもあります。
ここでは、大阪府門真市にある【やすだ泌尿器科クリニック】の日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医である院長が、女性に膀胱炎が多い理由や治療法、そして再発予防につながる生活習慣について解説します。
膀胱炎とは?
膀胱炎は膀胱に細菌が侵入して炎症を起こす病気です。
代表的な症状は以下の通りです。
・頻尿(トイレの回数が増える)
・排尿時の痛み・違和感
・残尿感
・血尿や尿のにごり
・下腹部の不快感 など
当院でも門真市・寝屋川市・守口市・四条畷市・東大阪市などから多くの女性患者さまが膀胱炎で受診されています。
なぜ女性は膀胱炎になりやすいの?
膀胱炎は男性に比べて女性に多く、その理由には以下の特徴があります。
・尿道が短く、細菌が入りやすい
・肛門と尿道口が近い
・性行為によるリスク
・ホルモンバランスの変化(妊娠・更年期など)
・免疫力の低下(睡眠不足・ストレスなど)
女性の体の構造や生活習慣が関係しており、幅広い年代の女性が膀胱炎を経験しています。
女性の膀胱炎の症状
- 頻尿(何度もトイレに行きたくなる)
- 排尿時の痛み・違和感
- 残尿感(出し切った感じがしない)
- 血尿や尿混濁(にごり)
- 下腹部痛・不快感
- 尿意切迫感(突然我慢できない強い尿意)
軽度の膀胱炎でも、放置したり、自己判断で市販薬を服用したりすると、慢性膀胱炎や間質性膀胱炎に進行することがあり、女性の生活の質(QOL)を大きく下げてしまいます。「よくあること」と軽視せず、泌尿器科専門医に相談することが重要です。
当院で行う主な膀胱炎の検査
泌尿器科では、以下のような検査を行い、症状の原因をしっかり調べます。
- 尿検査(白血球・細菌の有無)
- 尿培養検査(薬の効きやすさを確認)
- 超音波検査(膀胱や残尿をチェック)
- 性感染症検査(必要に応じて)
- 膀胱鏡検査(慢性・再発時)
当院ではリラックスして検査を受けていただけるように配慮しております。
膀胱炎の治療と再発予防
●急性膀胱炎の治療
- 抗菌薬・抗生物質の内服
- 必要に応じた鎮痛薬
👉 抗菌薬・抗生物質を飲んで症状が改善しても、必ずしも尿の中の細菌がなくなったとは限りません。治療効果を確認するためには検尿が必要です。自己判断で薬を中止すると、再発や慢性化の原因となるので注意が必要です。
●症状に応じ鎮痛薬を服用
👉市販薬での対応は再発・耐性菌のリスクが高まるため注意が必要です。
●慢性・再発性膀胱炎の対策
・水分をこまめにとり、トイレを我慢しない
👉 膀胱炎になりやすい方は、トイレに行きたいと思ったら我慢せずに排尿する習慣をつけましょう。我慢すると、膀胱の中で細菌が増えて症状が悪くなったり、繰り返したりする原因になります。
再発予防の生活習慣
膀胱炎は再発しやすい病気です。以下の対策が有効です。
- トイレを我慢しない
- 水分をしっかりとる
- 尿意を我慢しない
- 性行為後に排尿する習慣をつける
- 生理用品はこまめに交換
- 十分な休養・睡眠で免疫力を維持
👉 特に膀胱炎を繰り返しやすい方は、尿意を感じたらすぐに排尿する習慣が重要です。我慢すると細菌が膀胱内で増殖しやすくなり、症状の悪化や再発の原因になります。
【まとめ】膀胱炎にお悩みなら泌尿器科へ
膀胱炎は「よくある病気」と思われがちですが、放置すると重症化や再発のリスクがあります。
膀胱炎にお悩みの方は、当院までご相談ください。
泌尿器科専門医による丁寧な検査と治療、生活に合わせた再発予防アドバイスで、安心してご相談いただけます。予約優先の診療を行っています。
【膀胱炎に関してよくあるご質問】
Q1. 膀胱炎の治療を受けたいのですが、どの診療科に行けばいいですか?
A. 膀胱炎は泌尿器科が専門です。女性の方は内科や婦人科を受診される方が多いですが、再発や慢性化の予防まで考えると、泌尿器科専門医での診察がおすすめです。
Q2. 女性はなぜ膀胱炎になりやすいのですか?
A. 女性の尿道は男性より短く、肛門との距離も近いため、大腸菌などの細菌が膀胱に侵入しやすい構造です。幅広い年代の女性が膀胱炎を経験しています。
Q3. 膀胱炎の検査はどのように行われますか?
A. 主に尿検査・尿培養検査で診断します。再発や症状が強い場合は、超音波検査や膀胱鏡検査を行うこともあります。当院では、女性の方も安心して検査が受けられるように配慮しています。
Q4. 膀胱炎は市販薬で治りますか?
A. 一時的に症状が和らぐことはありますが、細菌が完全に除去されないまま放置すると再発や慢性化のリスクがあります。大阪でも市販薬で対応される方は多いですが、泌尿器科での正確な診断と治療が重要です。
Q5. 膀胱炎を繰り返さないためにはどうすればよいですか?
A.
- 水分を十分にとる
- 尿意を我慢しない
- 性行為後は排尿する
- 生理用品をこまめに交換する
- 睡眠不足・過労を避ける
これらの生活習慣を守ることで、膀胱炎の再発を予防しやすくなります。
Q6. 門真市・寝屋川市・守口市で膀胱炎の治療が受けられるクリニックはありますか?
A. はい。当院(やすだ泌尿器科クリニック)は大阪府門真市にあり、女性に多い膀胱炎の検査・治療を行っています。近隣の寝屋川市・守口市からも多くの患者さまにご来院いただいています。
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