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血尿が出たら泌尿器科へ

健診などの尿検査で、「おしっこに血が混じっています」とか「尿潜血反応陽性です」などと言われることがあります。こうしたいわゆる「血尿」は、尿をつくる腎臓や尿の通り道の病気のサインとして重要です。
血尿が発見される頻度は年齢とともに増加し、比較的女性に多く見られます。おしっこが赤いなど、尿に血が混じっていることが目で見て判断できるようなら(肉眼的血尿)、さらに重要なサインと言えます。たとえば膀胱がんの85%は肉眼的血尿をきっかけに発見されます。また腎臓がんでも、最近は検診や人間ドックなどで偶然発見されるケースが増えてきましたが、血尿で見つかることも少なくありません。

一方、目で見ても尿の色の変化は察知できないものの、尿検査によって血が混じっていることがわかるケースもあります(顕微鏡的血尿)。この顕微鏡的血尿も、泌尿器がんなどの重大な病気のサインだったりしますので、要注意です。
血尿が見つかったら、たとえ症状が無くても放置せず、早めに泌尿器科を受診しましょう。

膀胱がん

尿路がん(腎盂、尿管、膀胱)の中で、膀胱がんが最も死亡数が多く、7割以上を占めます。罹患数でも膀胱がんが最も多く、尿路がん全体の約半数を占めます。
膀胱がんの症状としては、血尿、排尿痛、背部痛などが見られます。
膀胱鏡検査を行えば、ほとんどは膀胱がんの診断がつきます。尿にがん細胞が落ちているかどうかを調べる尿細胞診も有効な検査です。
膀胱がんの治療の主体である外科的治療には、大きく分けて2つの方法があります。
一つは、腰椎麻酔をかけて膀胱鏡で腫瘍を観察しながら、がんを電気メスで切除する方法(経尿道的膀胱腫瘍切除術:TUR-BT)、もう一つは全身麻酔下に膀胱を摘出する方法(膀胱全摘除術)です。手術の前に抗がん薬による治療を行うこともあり(術前補助療法)、また手術の後に抗がん薬による治療を行うこともあります(術後補助療法)。
外科的治療のほかには、放射線療法や化学療法、BCGまたは抗がん剤の膀胱内注入療法などがあります。

前立腺がん

前立腺がんの患者さんが、最近増えています。前立腺がんに特有の症状はありませんが、前立腺肥大症と併存することも多く、前立腺肥大症の症状(排尿症状)で見つかることもあります。血尿や、骨転移による腰痛や歩行困難などがみられることもあります。 前立腺がんは早期に発見すれば、手術や放射線治療で治すことが可能です。また、多くは進行が比較的ゆっくりしているため、かなり進行したケースでも適切に対処すれば、通常の生活を長く続けることができます。 診断には、前立腺腫瘍マーカー(PSA:前立腺特異抗原)が特に有効で、血液検査で早期発見のできるがんです。前立腺がんが急速に増え始める50歳以上の方は、一度はこの検査をお受けになるよう、お勧めします。

腎がん

腎臓には尿細管という細い管があり、ここでは糸球体という細い血管でつくられた尿のもとから水分や様々な物質を再吸収したり老廃物を排泄したりして尿をつくっています。腎がんは、この尿細管の中の細胞に生じたがんです。
腎がんは初期の段階では、ほとんど症状が現れません。腎臓にできたがんが直径5cmを超えた頃、何らかの症状が現れ出します。腹部の疼痛・血尿・腹部のしこりが、腎がんの三大症状と言われています。
腎がんは、以前は見つけにくいがんだと言われていましたが、超音波検査やCT検査などの検査技術の発達により、1cm大の小さながんも発見できるようになっています。
腎がんの検査には尿検査、超音波検査、CT・MRI検査、血管造影検査、腎盂尿管鏡検査などの方法があります。
腎がんの治療法には、外科療法、腎動脈塞栓術、分子標的薬、免疫療法、化学療法・放射線療法などがあります。