前立腺がんの患者さんが、最近増えています。前立腺がんに特有の症状はありませんが、前立腺肥大症と併存することも多く、前立腺肥大症の症状(排尿症状)で見つかることもあります。血尿や、骨転移による腰痛や歩行困難などがみられることもあります。
前立腺がんは早期に発見すれば、手術や放射線治療で治すことが可能です。また、多くは進行が比較的ゆっくりしているため、かなり進行したケースでも適切に対処すれば、通常の生活を長く続けることができます。
診断には、前立腺腫瘍マーカー(PSA:前立腺特異抗原)が特に有効で、血液検査で早期発見のできるがんです。前立腺がんが急速に増え始める50歳以上の方は、一度はこの検査をお受けになるよう、お勧めします。
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